家にいるとき、たまに光回線の訪問営業の方がやってくることがあります。
こっちが断っても押しつけがましく来るのでウザいし対応するのもキツイです。
営業の方はいろいろなキャンペーンを紹介して光回線の乗換や開設を提案してきます。
しかし、実際に契約してみると契約前に提示された条件と異なるプランに加入させられたり、中にはさらに損をしてしまったりするケースが多くあります。
実は、私も訪問営業の方と契約してトラブルになったことがあります。
この記事では、光回線の営業におけるウザい・圧的な販売手法、誤解を招く情報提供、そして不適切なターゲティングといった問題点について取り上げ、ウザい営業にどう対応すべきかについて解説します。
【要注意!】光回線の訪問営業のターゲットになる人
訪問営業のターゲットになる人は主に以下の人たちです。
・賃貸の集合住宅に住んでいる人
なんでかというと、次のような理由で集合住宅は営業マンにとって都合がいいのです。
1つの建物に複数の世帯がいるから効率がいい
集合住宅は、同じ建物の中に複数の人たちが住んでいます。
時間との勝負でもある営業マンにとって、次の訪問先が数歩隣というのはかなり都合がいいです。なぜなら、狭いエリアで多くの世帯に対して営業をかけることができるからです。
一人暮らしの人なら、その場で契約してくれる可能性が高い
シングルマンションや一人暮らし用アパートだと、そこに住んでいる人が契約の決定権者になります。
すなわち、インターホンを鳴らして出てきた人が、契約するかどうかを決める人になるから、その場で契約してくれる可能性が高いということになります。
核世帯のアパートだと、「親(もしくは配偶者)に聞かないとわからない」というケースが起こりえます。一人暮らしの場合だとそんなケースは起こりえませんから、狙われやすいということです。
「ヤバい」光回線の営業手法
光回線の営業は様々な手口で契約をとろうと躍起になってます。
時には、人をだますような手法で契約させようとする営業は少なくありません。
そもそもウザいのにとんでもない人間です。
では、「ヤバい」営業とはどんな手口を使ってくるのでしょうか
相手を不安にさせたり、混乱させるようなことを言ってくる
ひかり回線の営業では、あたかも今のインターネットが使えなくなるような言い方だったり、工事についての話で来た言ってきたりします。また、専門的なことを言って相手を混乱させてから契約させようとするケースもあります。
・今使われている回線が近々使えなくなってしまいます。
・お宅のアパート(マンション)でひかり回線が使えるようになりました。
・ここら一帯の回線速度が遅かったので、この度改善したのでご連絡に来ました。
・インターネットの工事についての説明で参りました。
・ご近所さんはもう違う回線に切り替えてますよ?
etc…
字面だけでみれば怪しいということが分かると思います。
しかし、インターホンが鳴ってドアを開けた途端に上記に挙げたことを言われたらパニックになるでしょう。
特に、集合住宅に住んでいる人は「工事の件で…」と言われても、「大家さん(管理会社)が工事依頼したのかぁ…」と納得してしまいます。
現に被害報告も上がっています。
光の営業が来たんやけど
曖昧な返事したから?かイケる!って思われたんか契約させられそうになった(笑)バカだと思われてんだろなぁ😅いま契約してる光の工事業者を装って来たんだけど、まぢ危ない自分😅気づいて良かった— ちょむ太郎 (@RchaDkGpBI36117) 2023年12月23日
社名伏せるけど、自宅で使用している通信会社が営業目的なのに「工事のお知らせです」という虚偽の呼びかけで玄関開けさせて回りくどい説明の後で「光回線に乗り換えますと通信費が安くなります」「すでに利用しています」「じゃあいいです」というやりとり。じゃあいいですって何だよ。
アホかAU。— あれっくす (@NStyles) 2012年5月3日
ここまで読んでくださった方は、以下の2点だけぜひ覚えてください!
NTTの関係者であることを強調する
訪問してきた営業マンがNTTの関係者であることをしきりに言ってきたら要注意です。
・「私実はかつてNTTに努めてて…」
・「NTTからの出向でこの会社いるんですが…」
・「うち、NTTの関連会社なんですよ!」←これはマジでヤバイ!
過去一怒ってる。
光回線契約→工事まで幾度となくトラブルが発生して1年が経つ。1年経過して未だに光回線開通せず。今日もまた開通せず。正直有り得ない部分が多すぎて許し難い貸出の回線速度最低のポケットWiFiじゃ無理、我慢の限界。
YouTube活動が停滞、マジで無駄にした1年返してくれ。— こうにい流行り者ch管理人(shorts特化系) (@spoon_502) 2023年5月19日
オプションをたくさんつけてくる
最も横行している手口です。必要のないオプションをどんどんつけて価格を吊り上げるんです。
この手口を使う営業マンは下に挙がっているセリフをよく言います。
・これを契約しとくとあとで○○円還元されてきますから。
・これつけないと工事費タダになりません。
光回線の訪問営業がきたときの対応策
いくら来るなと願っても訪問営業はやってきます。彼らも必死ですから。
そのため、訪問営業がきたときの対策について教えます!
【推奨】訪問営業マンは相手にしない
これに尽きると思います。ヤバい営業マンが一定数いることを考えると、関わりを持たないというのが最善の方法です。
それに、一度感触を覚えた営業マンはしつこく来ることがあります。これをされるとさすがにきついです。
特に「工事をしました」や「ご近所は乗り換えてる」といったフレーズは嘘と言い切ってもいいと思います。
実際に工事をしたかどうかその場でわかるわけでもないですし、本当に近所のほとんどが乗り換えているのかその場で確かめられません。
そのため、光回線を開設・乗換するのなら以下の方法で契約した方が良いです。
万一、訪問営業で契約する場合
訪問営業からの営業は受けるべきでないというのが私のスタンスですが、万一、訪問営業でひかり回線を開設するときは、以下の点に注意してください
相手の名刺をもらう
営業してきた相手の名前、連絡先、会社名は必ず控えておくようにしてください。名刺をもらっておくのが手っ取り早いです。
場合によっては、契約後のトラブルについて問い合わせても音信不通になるということも起こりえます。相手が差し出してこなかった場合は必ず名刺を出すよう要求しましょう。
総務省に届け出ている法人、個人か確認
光回線を売る代理店は総務省に届け出をする義務が課されています。
下記URLから、届け出ている企業、個人の一覧が公開されていますので確認するのも一つの防衛策です。
また、回線によっては代理店コードを付けている回線もあります(Softbank光はつけてました)。
代理店コードがあるかどうかについても営業マンに聞いておいた方が良いです。
会話を録音しておく
営業マン(特に代理店)とのやり取りで問題になるのは「言った言わない論争」です。
例えば、営業マンから「工事費がタダになるって聞いた」と聞いていたとしても、後になって「そんなこと言った覚えはない」と白を切られることがあります。
そんな場合に備えて、営業時の会話をすべて録音しておきましょう。
とにかくあまり相手を信用しないことです。
まとめ
今回は、光回線のヤバい訪問営業についてまとめてきました。
やはり一定数ですが、嘘を言ったり真偽のわからないことを言って相手をある種だまそうとする人は少なからずいます。
光回線に限らず、どこかの代理店の営業には注意を払っておいて損はないです。
すべての代理店が悪いわけではない
しかし、すべての代理店が悪意を持って営業しているわけではないことも併せていっておきたいです。
代理店としてまっとうに営業活動をしている会社も当然います。一部の過激な営業マンによって訪問営業が悪く、危なく見られてしまっているのです。
ですので、訪問営業がきたとしても目に見える態度で邪険に接しないであげてください。断るにしても丁重に断ってあげてほしいです。
しかし、相手がどんな人か一目でわかるわけでもありませんから、訪問営業にこられた方々には内心疑う目で接することが必要です。