絶対断れ!ウザい光回線の訪問営業がヤバい理由とその対応策

ひかり回線の訪問営業がヤバいのとその対応策 ひかり回線

家にいるとき、たまに光回線の訪問営業の方がやってくることがあります。

こっちが断っても押しつけがましく来るのでウザいし対応するのもキツイです。

営業の方はいろいろなキャンペーンを紹介して光回線の乗換や開設を提案してきます。

しかし、実際に契約してみると契約前に提示された条件と異なるプランに加入させられたり、中にはさらに損をしてしまったりするケースが多くあります。

実は、私も訪問営業の方と契約してトラブルになったことがあります。

この記事では、光回線の営業におけるウザい・圧的な販売手法、誤解を招く情報提供、そして不適切なターゲティングといった問題点について取り上げ、ウザい営業にどう対応すべきかについて解説します。

プロフィール
この記事を書いた人

ネット回線解説サイト「ひかり博士」の管理者。
IT系会社にプログラマとして勤務。
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験合格
ADHD、精神障害者手帳3級所持
一人暮らしを始めてネット回線の料金が高いことに驚き、「高い月額を払うならコスパのいい回線がいい」をモットーに、各回線のプランや割引などについて調べまくっている。ちなみに今入っている回線は「@nifty光」。

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【要注意!】光回線の訪問営業のターゲットになる人

訪問営業のターゲットになる人は主に以下の人たちです。

・賃貸の集合住宅に住んでいる人

なんでかというと、次のような理由で集合住宅は営業マンにとって都合がいいのです。

1つの建物に複数の世帯がいるから効率がいい

マンションの外観

集合住宅は、同じ建物の中に複数の人たちが住んでいます。

時間との勝負でもある営業マンにとって、次の訪問先が数歩隣というのはかなり都合がいいです。なぜなら、狭いエリアで多くの世帯に対して営業をかけることができるからです。

一人暮らしの人なら、その場で契約してくれる可能性が高い

一人暮らしの家

シングルマンションや一人暮らし用アパートだと、そこに住んでいる人が契約の決定権者になります。

すなわち、インターホンを鳴らして出てきた人が、契約するかどうかを決める人になるから、その場で契約してくれる可能性が高いということになります。

核世帯のアパートだと、「親(もしくは配偶者)に聞かないとわからない」というケースが起こりえます。一人暮らしの場合だとそんなケースは起こりえませんから、狙われやすいということです。

「ヤバい」光回線の営業手法

光回線の営業は様々な手口で契約をとろうと躍起になってます。

時には、人をだますような手法で契約させようとする営業は少なくありません。

そもそもウザいのにとんでもない人間です。

では、「ヤバい」営業とはどんな手口を使ってくるのでしょうか

相手を不安にさせたり、混乱させるようなことを言ってくる

困惑している男性

ひかり回線の営業では、あたかも今のインターネットが使えなくなるような言い方だったり、工事についての話で来た言ってきたりします。また、専門的なことを言って相手を混乱させてから契約させようとするケースもあります。


・今使われている回線が近々使えなくなってしまいます。
・お宅のアパート(マンション)でひかり回線が使えるようになりました。
・ここら一帯の回線速度が遅かったので、この度改善したのでご連絡に来ました。
・インターネットの工事についての説明で参りました。
・ご近所さんはもう違う回線に切り替えてますよ?
etc…

字面だけでみれば怪しいということが分かると思います。

しかし、インターホンが鳴ってドアを開けた途端に上記に挙げたことを言われたらパニックになるでしょう。

特に、集合住宅に住んでいる人は「工事の件で…」と言われても、「大家さん(管理会社)が工事依頼したのかぁ…」と納得してしまいます。

現に被害報告も上がっています。

ここまで読んでくださった方は、以下の2点だけぜひ覚えてください!

・大家(管理会社)が居住者に通達なしに勝手に工事をすることはありません。
・プロバイダの通知なしにインターネットが使えなくなることはありません。

NTTの関係者であることを強調する

何か提案してくる営業マン

訪問してきた営業マンがNTTの関係者であることをしきりに言ってきたら要注意です。


・「私実はかつてNTTに努めてて…」
・「NTTからの出向でこの会社いるんですが…」
・「うち、NTTの関連会社なんですよ!」←これはマジでヤバイ!
NTT関係者であるからインターネット周辺についての知識が豊富ということを刷り込ませようとしてるだけです。
実際に、工事の方法や契約後の流れについて語る人がいます。しかし、言われた通りの流れで事が進むという保証はどこにもありません。契約したはいいものの、開通日が未定のままでいくら待っても回線が開通しないという場合もあります(私の実話…)。
似たような被害受けてる方もいらっしゃるようです。

実は、訪問営業で契約すると、営業してきた会社とは違う会社やもしくは違う部署に案件が移動することがほとんどです。すなわち、営業マンは契約をとるだけでその先の手続きは関知しません
そのため、営業マンの言っていることは決して鵜呑みにしてはいけないのです。
ぜひとも下の1文を覚えてください!
・営業マンの言ったとおりにことが進むとは限らない

オプションをたくさんつけてくる

資料を並べて検討を促すビジネスマン

最も横行している手口です。必要のないオプションをどんどんつけて価格を吊り上げるんです。

この手口を使う営業マンは下に挙がっているセリフをよく言います。

・キャッシュバックキャンペーンの条件になるんです。
・これを契約しとくとあとで○○円還元されてきますから。
・これつけないと工事費タダになりません。
キャンペーンを推し出して必要のないオプションを契約させるというとても姑息な手口です。
これは、実際にNTTやSoftBank、auの大元でも行っているキャンペーンなのですが、中には代理店独自のキャンペーンを織り交ぜて説明してくる場合があります。
どこが主催のキャンペーンなのかを言わずに、あたかも大元のキャンペーンであるかのように説明してくる場合がありますので、注意しなければなりません。
ここまで読んでくださった方、以下の点だけおさえてくれると幸いです。
・必要のないオプションはつけない
・オプションを付ける場合、付けたオプションを解約した時の負担について細かく聞く

光回線の訪問営業がきたときの対応策

いくら来るなと願っても訪問営業はやってきます。彼らも必死ですから。

そのため、訪問営業がきたときの対策について教えます!

【推奨】訪問営業マンは相手にしない

断る男性

これに尽きると思います。ヤバい営業マンが一定数いることを考えると、関わりを持たないというのが最善の方法です。

それに、一度感触を覚えた営業マンはしつこく来ることがあります。これをされるとさすがにきついです。

特に「工事をしました」や「ご近所は乗り換えてる」といったフレーズはと言い切ってもいいと思います。

実際に工事をしたかどうかその場でわかるわけでもないですし、本当に近所のほとんどが乗り換えているのかその場で確かめられません

そのため、光回線を開設・乗換するのなら以下の方法で契約した方が良いです。

・光回線業者大元のWebサイト(FLET’S光、ドコモ光、SoftBank光、nuro光など)
・家電量販店(ヤマダ電機、ノジマなど)
・知り合いが務めている代理店
光回線業者のサイトからの契約だと、注意事項やキャンペーンの詳しい説明などが記載されています。また、回線のプランやオプションについての記載も豊富なため、必要なものを選んで契約することができます。
また、家電量販店は営業マンと同じ代理店に区分されますが、どれも名の知れた大企業です。トラブルになったら相手もメンツがありますから、嘘をつくようなことはしてこないと思います。

万一、訪問営業で契約する場合

訪問営業からの営業は受けるべきでないというのが私のスタンスですが、万一、訪問営業でひかり回線を開設するときは、以下の点に注意してください

相手の名刺をもらう

営業してきた相手の名前、連絡先、会社名は必ず控えておくようにしてください。名刺をもらっておくのが手っ取り早いです。

場合によっては、契約後のトラブルについて問い合わせても音信不通になるということも起こりえます。相手が差し出してこなかった場合は必ず名刺を出すよう要求しましょう。

総務省に届け出ている法人、個人か確認

光回線を売る代理店は総務省に届け出をする義務が課されています。

下記URLから、届け出ている企業、個人の一覧が公開されていますので確認するのも一つの防衛策です。

また、回線によっては代理店コードを付けている回線もあります(Softbank光はつけてました)。

代理店コードがあるかどうかについても営業マンに聞いておいた方が良いです。

会話を録音しておく

営業マン(特に代理店)とのやり取りで問題になるのは「言った言わない論争」です。

例えば、営業マンから「工事費がタダになるって聞いた」と聞いていたとしても、後になって「そんなこと言った覚えはない」と白を切られることがあります。

そんな場合に備えて、営業時の会話をすべて録音しておきましょう。

とにかくあまり相手を信用しないことです。

まとめ

今回は、光回線のヤバい訪問営業についてまとめてきました。

やはり一定数ですが、嘘を言ったり真偽のわからないことを言って相手をある種だまそうとする人は少なからずいます。

光回線に限らず、どこかの代理店の営業には注意を払っておいて損はないです。

すべての代理店が悪いわけではない

まじめな営業マン

しかし、すべての代理店が悪意を持って営業しているわけではないことも併せていっておきたいです。

代理店としてまっとうに営業活動をしている会社も当然います。一部の過激な営業マンによって訪問営業が悪く、危なく見られてしまっているのです。

ですので、訪問営業がきたとしても目に見える態度で邪険に接しないであげてください。断るにしても丁重に断ってあげてほしいです。

しかし、相手がどんな人か一目でわかるわけでもありませんから、訪問営業にこられた方々には内心疑う目で接することが必要です。